インコの鳴き声がうるさい…多量発生…どこ!?

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上の画像は、インコの大移動です。

インコは、生息地では、10羽くらいで移動すると言われています。

しかしここ2ヶ月の現象として、インコ約100羽が木に群がるという異様な光景が、世田谷区(他の東京の区や市にも)、神奈川県川崎市、埼玉県、でも見られております。

これまで日本国内で、インコの大量発生のニュースは聞いたことがない上に世田谷という閑静な住宅街で突然、木や電線にインコが100羽も群がればその異様な光景に、近隣住民の不安は増すばかりです。

現在、把握しているインコの数は、1500~1700羽ぐらいと発表されていたりしますが、実際はもっと多いと思われます。

インコは、数か所に分かれて塒(ねぐら)を作ります。

しかし、大きなねぐらだと300~1500羽になります。

そしてインコは、そのねぐらが役に立たなくなると別の場所へ移動をします。

現在3グループが知られており、東京、神奈川、埼玉グループ、千葉グループ、群馬県グループです。

1グループ1000羽としても、3000羽は繁殖していると、推測されます。

住民が、もしや多量発生かと疑う光景は、不安にはなりますが、大きなねぐらがその付近に移動してきた事を表していると言われております。

どうやら今のところ、急激に増加しているという錯覚に陥りますが、異常発生ではないとの朗報もあります。

生息数に関してなど、2009年までに、インコの足元にカラーリングをして、分布調査がおこなわれていました。

それによると、東京、神奈川、埼玉などで、生活しているインコは、東工大をねぐらとしていると確認がとれています。

実に20数キロの距離を毎日通っていることになります。

昨年の「日本鳥学会」の発表では、東工大のねぐらは、環境の変化のより消滅してその後、7つくらいねぐらが、確認されました。

このようなことから、様々な団体によります貴重な発表では、現在の状況をねぐらの変動期としているようです。

変動期の分布情報は特に重要であり、今後のインコの動向を把握していくうえでも、より多くの情報を蓄積していくようです。

その為に情報の提供を呼び掛けています。

しかし、いつ大量発生するかの懸念はありますので、経過観察をしていくと思われます。

インコの多量発生の原因

今回の騒ぎに対して「日本野鳥連盟」は、1960年後半から自宅でインコを飼う人が増え、ペットブームになったと事との因果関係を発表しています。

インコは、インド、スリランカが原産地です。

約60年前のインコのペットブームとどんな関係があるのでしょうか。

日本に多く入ってきたインコを飼い主が放した、その鳥が逃げた…という理由で、段々と野生化したとみられています。

また、ペットを扱う業者の過失により、100羽近いインコが逃げたという事件があり、野生化に拍車をかけたとも発表されています。

インコの寿命は20年から30年と言われています。

犬や猫と比べてもかなり長いです。

ぺットが野生化したのですが、飼い主はもっと生態系のことを考慮すべきです。

琵琶湖などでも、外来種ブラックバスの稚魚の放り投げがかなりの問題となりましたが、食すべき魚に被害が及びました。

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多量発生のインコの種類、特徴は?

今回の騒ぎのインコの正式名は、「輪掛本青インコ」ワカケホンセイインコです。

首回りに首輪があるのが特徴で、丸まった赤いくちばしで、誰もがインコとわかります。

体長30から40センチです。カラスと鳩の間ぐらいの大きさです。

インコは元々人を攻撃はしません。

ただし、[害鳥」という見方があるのは事実です。

原産国のインド、スリランカでは、この種のインコは甘い実が好きなので、農業被害も発生しております。

オーストラリアでの多量発生の時の農作物被害は、甚大なものだったそうです。

また、縄張りが強いため外来種のインコに、在来種の取りが住処を奪ばれる心配も懸念されています。

鳴き声がかん高いのが特徴で、1羽でも突然聞くとびっくりします。

決しておとなしくなく、野生になるとむしろ攻撃性をおびます。

迷惑だ!!と近隣住民の怒りの声

近隣の住民は、元々ペットであるインコが、何百匹もいるだけでも不安なのに、その鳴き声が何百羽、何千羽となると、もはや騒音である、と怒りの声を上げています。

公園のぎんなんの実は、かなり被害を受けており、美観地区の木の実も同様で、インコの嵐が去ったようだと、苦情が聞かれます。

ワカケホンセイインコは、鳴き声が大きく、気性が荒いのが特徴です。

保護、研究グループは、ねぐらの変動期と発表しており、観察に尽力をつくされています。

しかし騒音被害の人々の困惑と怒りのやり場のない思いに、緊急の策を打ち出すには至らず、少し温度差が伺えます。

ペットが野生化して60年たち、初めての騒動ではないでしょうか。

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まとめ

今回の出来事は、ペットを最後まで面倒見れずに放った、たったそれだけの事が、野生化を増大させた原因なのです。

しかし外来種を元の生態系に戻すことなど当時ペットを飼う時に、誰も考えもしないし、できないし、規則などありませんでした。

ただ自分が、飼えなくなると、可哀そうだからと放つのです。

しかし、それは大きな間違いです。

ペットは覚悟をもって飼うべきで、飼えなくなれば引き取り手を探すとか、始末を考えるべきなのです。

ワカケホンセイインコは、特定外来種とされています。

今後はわかりませんが、特定外来種である限りは、駆除や補殺はされないとも述べられています。

何故なら、人に危害を与えないという大きな理由があるからです。

この種の生物は、輸入の段階である意味、安全とレッテルが張られています。

しかし今回は、この騒ぎを機会に、外来種の規制強化をするべきではと考えさせられました。

外来種のペットで、危険がなくても、処理に対して個人のモラルに任すなど所詮無理だからです。

何かと大きな課題を残す問題ですが、今後の経緯を見守りたいです。

ありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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