姫野和樹選手のプロフィール

- 生年月日
- 1994年7月27日
- 出身
- 愛知県
- 所属
- トヨタ自動車ヴェルブリッツ
- ポジション
- LO(ロック)
- 身長/体重
- 187cm/108kg
- 主な経歴
- 春日丘高校→帝京大学
- サンウルブズキャップ
- 11
- スーパーラグビー
- 11
- 日本代表キャップ
- 9
- ツイッター
- @teikyo_8
- インスタグラム
- @kazukihimeno
姫野選手のラグビーの源泉は恩師、松浦要司監督
中学時代の姫野和樹さん【画像】
名古屋市立御田中学校に進みここで恩師の松浦要司氏と出会います。

当時から爽やかなイケメンの要素はありますね。可愛い( ´∀` )
姫野選手は、小学校時代胸板が厚すぎてランドセルがすでに背負えませんでした。
この体の大きさは父親譲りだそうです。
当時中学のラグビー顧問の松浦氏は、体の大きな選手に声をかけラグビー部へ勧誘されていました。
中学2年生ですでに160cmの姫野選手は当然目に留まりました。
当時のことを監督が述べたものを引用します。
「御田中のラグビー部は名古屋市で最も歴史が古いラグビー部でしたが、私が赴任した当時、12人制のラグビーをやるのに部員が15人しかいませんでした。
3年生が抜けたら試合ができなくなる状態で、野球やサッカーとは違って、人集めに片っ端から声をかけて勧誘していたんですよ。口説き文句は「初心者でも出来る」「誰でも「レギュラーで試合に出られる」特に体の大きい子や足の速い子は日頃からチェックしていて、姫野もその中の一人。仮入部で友達と一緒に来て、全然目立つ子じゃなかったんです。身長160センチ、70キロくらいでぽっちゃりしていた。僕もとにかく入部してもらわないと人数が揃わないので、まずは「センスいいよ、スゲえじゃん」って、とにかく最初は煽(おだ)てていました。(笑)
「ぽっちゃりしてる子は、どちらかというと不器用な子が多い。ところが姫野は器用にパスを投げるんですよ。それを誉めたら、声変わりしてない高い声で『ありがとうございます!』なんて楽しそうに笑っていました。ポジションは本人たちの希望を重視するんですけど、チームスポーツなので適性があります。彼は体格が良かったので、最初から(FW前方の)プロップでスクラムを組んでました。
松浦氏は、姫野選手のスポーツ選手としての非凡さを見抜いていたようです。
姫野和樹選手は、中学時代はなかなかのやんちゃで有名でした。
というか力が周りと違いすぎて空回りといった方が良さそうです。
筋肉マンがゆえのエピソード
1 特に筋トレをしなくても体がダントツ大きく力の強い姫野君。しかしいつも本気で頑張るので周りに怪我人が出るという、何とも気の毒な状況でした。
ついに松浦先生は勧誘して姫野君のやる気に火をつけたものの、ついに毎日の試合では「本気禁止」と言わざるを得なかったのです。
でもそこは中学生の彼には意地悪の様にしか受け取れず
【何で僕だけが我慢するのだ!】と松浦先生に反抗することも多かったようです。
現在の姿を彷彿とさせますね。
2 そして心配はその通りの事態となりました。すぐに熱くなる同士での本気のプレーで同級生を試合中に右肘脱臼骨折させてしまったのです。
体の強さが学校のクラブ活動の枠を超えていたのです。
3 姫野君は中学3年にもなれば高校進学もしっかりラグビーを視野に入れており、めげずに筋トレに励んでいました。
御田中学に空手経験者のかなり腕っぷしが強い社会科の先生がいました。
姫野君の強さは校内でも有名で、1年の時からその先生とずっと腕相撲をしていたようですよ。
しかし再び筋肉マンの哀しいストーリーです。
なんとその先生との腕相撲で本気になり、先生の腕のじん帯がバキって音がして痛めてしまったのです。
プロボクサーや、お相撲さんが素人相手には絶対に喧嘩を禁止されているのですが、もはや姫野君はこの頃から筋肉はプロ級の強さを持っていたのではと思われます。
中学3年間でこのあどけないマスクも今のようなイケメンになっていますよ。

ぽっちゃりさんは、中学3年では、身長も160㎝後半になり、体重は70キロ、足は28,5cmに成長します。
監督は、足の大きさから「でかくなるな」と思っていたと述べています。
でも声変りが遅く監督はその印象が忘れられないようです。
最後は可愛らしいエピソードで終わりました。( ´∀` )
[ad]まとめ
中学卒業後は私立の共学校中部大学春日丘(はるひがおか)高校へ進学されました。
高校のラグビー部の監督、宮地真氏が中学の試合を観戦されていた時に、
監督のところへ赴き自ら「春日丘を受けたいのですが」と意思表明をしたエピソードもあります。
高校3年生でU-20の代表に選ばれており、宮地監督は「体格から何から全ての才能が高校生ではなかった」と言っておられます。
ここでも中学同様、他の部員を怪我させる恐れがあったため、タックルの練習は参加できませんでした。
加減したタックルの癖をつけさせないためだそうです。
1年生からレギュラーで、花園出場を果たしています。
優勝は逃しましたが、高校日本代表を飛び越し「ジュニアジャパン」に選抜されました。
日本代表はもちろん、今回のWカップのメンバーへのになれた事を宮地監督は本当に喜び、予感はあったと語り、
姫野選手も今なお試合前にエールを必ず頂けることに熱くなるようです。
姫野選手の様なベンチプレス180キロは、誰でも出来るものではないようですが
でも訓練の賜物なのです。
4年後のWカップは「是非キャプテンとして」の期待も大きい姫野和樹さんです。
今後も筋肉マン登場で、私達に勇気を与えてくれることでしょう。
活躍が楽しみです。
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