芦田愛菜、主演映画【星の子】で病弱な林ちひろを演じる。
あやしい宗教に崩壊される家族の純粋さが悲しい。
芦田愛菜さん(15歳)、主演映画に6年ぶりに出演されます。
小学4年生から学業優先で、TVからはかなり遠ざかっていましたが、慶応義塾大学中等部に在籍しながら出来る範囲で仕事をしている様子が伺えます。
中学3年、思春期まっしぐらな愛菜さんですが、その利発で可愛らしいところは変わらず本当に愛されキャラです。
映画「星の子」の簡単なあらすじ
髪をバッサリ切って6年ぶりの実写映画主演作に挑む芦田愛菜さん!撮影初日の現場からインタビュー&コメント動画をお届けします。 #芦田愛菜 #星の子 #エキストラ募集中 pic.twitter.com/0TyX4mXZuz
— 映画『星の子』公式 (@hoshi_no_ko_jp) December 23, 2019
あらすじ
【大好きなお父さんとお母さんから愛情たっぷりに育てられたちひろだが、その両親はちひろが生まれたときの病気を奇跡的に治してしまったあやしい宗教を深く信じてしまっている。
ちひろの生後半年目の酷い湿疹をそのカルト的団体の『金の恵み』という水が治してしまうという事実から悲劇は始まる。
それを薦めてくれた会社の同僚の落合を通してすっかり新興宗教にのめり込む。
両親とちひろが洗脳される中、姉のまさみだけは反抗し続ける。
しかし、ちひろもまた落合家のとんでもない秘密を知ってしまう。
思春期を成⻑していくちひろは、生まれて初めて両親と暮らす自分の世界を疑い始めて行く..
学校ではかなり浮いた存在のちひろだが、転校生の友人、なべちゃんによって中学生らしさを取り戻す。
母の兄である雄三おじさんが、一家を救おうとするが時すでに遅しである。
ある日雄三おじさんとまさみは、『金の恵み』を水道水と入れ替えてしまう。
洗脳を解こうと必死で話すが無駄に終わる。
ちひろだけでも叔父の家に引き取ろうと、まさみも努力するが、
結果、まさみだけが高校になり家出をしてしまう。
家は段々経済も行き詰まだす。
そんな中、ちひろは教師の南先生に恋をする。
しかしある日、公園のベンチでみすぼらしい格好でいる両親を見られ
それ以降先生のちひろへの態度が変わる。
ショックを受けたことからちひろは、他者の目から段々両親をみられるように変化していく。】
おもな登場人物
#今村夏子さん『星の子』#読了
芦田愛菜ちゃんで映画化らしい🎥
主人公の親が、あやしい宗教にのめり込んでいく…この主人公が何とも素直で健気で、それ故に宗教の影響が切ないというか。
でも親だって悪気はないから難しい。ちょっと読後は( ⌯᷄ω⌯᷅ ‘l|)って感じ💧#読書好きと繋がりたい pic.twitter.com/BrheOezzmP
— miyu (@miyuki_shokunin) December 21, 2019
林ちひろ
中学三年生。子供の頃から体が弱く、そのせいで両親が新興宗教にのめりこむようになる。彼女自身も宗教団体で活動をしている。
両親
ちひろの両親。優しく仲の良い両親。新興宗教にはまるあまり、仕事を辞め、奉仕活動をライフワークとしている。
林まさみ
ちひろの5歳年上の姉。新興宗教にのめりこむ家族に反発し、家を出る。
雄三おじさん
ちひろの叔父。宗教にのめりこむ一家を心から案じ、洗脳を解こうと必死。
なべちゃん
ちひろの友人。ドライで優しい。人間関係の狭いちひろの、たった一人の外の世界の友人。
南先生
ちひろの中学の先生。ちひろは先生に恋をする。先生は、一家の変わった感じを嫌い、ちひろを傷つける。
芦田愛菜さんのマルチなタレント性と読書
芦田 愛菜 まなの本棚 https://t.co/uuHvpfZJBR 「本との出逢いは人との出逢いと同じ」年間100冊以上も読み、本について語りだしたら止まらない芦田愛菜が“秘密の約100冊”をご紹介
— スマートライフINFO (@SMARTLIFEINFOR) December 22, 2019
愛菜さんの才能を語りだすときりがないのですが、その才能の一つに読書があります。
幼稚園のころから1日1冊、絵本を読む習慣があり、それ以降読書は活字へと移行しますが、いつしか活字中毒ではといわれるほど、のめり込んだそうです。
お芝居のうまさでは映画監督をほぼ魅了する愛菜さんですが、根底にこの読書好きという才能があったので、ほかに比類ない女優さんになれたのではないでしょうか。
難関の中学受験をして勉学が好きなようですし、将来は医学の研究をしたいとも最近発表されております。
女優を期待する芸能関係者は、見守るしかない現状ですね。
愛菜さんご自身も、このマルチに生きていくスタンスを謳歌されているので
どんな進化を遂げるのか今では皆さん、楽しみにしている感がありますね。
しかし、時間の使い方などあるしご本人も悩みはあるのではないでしょうか。
でも愛菜さんの事だから、例えば女優兼医者という職業を全うされるかもしれません。
凄い方ですね。
まとめ
この映画は、思春期の少女の内側の世界と外側の世界を描きながら、読者の心に静かな波紋を起こします。
「人が良ければそれでよい」と自分の事は無関心に育てられた少女、それを純粋と肯定して良いのかと作家は問いかけている気がします。
テーマが宗教だけに考えさせられます。
ところで愛菜さんは、原作を読み終えるとその世界に既にはまったようです。
ヘアスタイルをサッと変え、なりきるところが自然に身についておられます。
芦田さんの「マザー」というドラマがありましたが、その様な泣かされる作品ではないようです。
テーマのひとつが親子なので、親子がゆえの心かき乱れる感じは「マザー」とよく似ているのではないでしょうか。
様々な役どころができる、なりきりの愛菜さんです。
原作を読み作家の世界をどう監督の下で演じるか、色々な作品を見ましたが、
ご自身も楽しんでいる気がします。
この苦も無く出来るというところが、数ある監督をうならせてきた天才子役といわれるところです。
きっとこれまでの様に、人の心を鷲掴みにすること間違いないですね。
映画を見るのが楽しみです。
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