辞意を固めた森喜朗会長から川淵三郎氏(84)が11日、就任を要請されたのは何故なのでしょうか。
またこの川淵氏のこれまでの経歴や功績なども合わせて調査しました。
川淵氏、後任の背景
後任候補として名前が挙がった川淵三郎氏(84)=大会組織委協議員、元日本サッカー協会会長。スポーツ関係者からは様々な声が上がった。
「問題処理のベテランであり、プロ。この状況でトップに立てるのは川淵さんしかいない」。日本オリンピック委員会(JOC)の関係者はこう評した。
引用元朝日新聞デジタル
また川淵氏は、前日に森会長から就任への打診があり、この日は1時間面会して改めて要請されたと述べています。
そして「森さんの期待に沿うべく、っかりベストを尽くしたい。」と現状を踏まえ前向きであります。引き受ける引き受けないと言うより、外堀を埋められている状況で森さんの意向に反して、勘弁してくれとはいえない、などと述べていました。
一方で、川淵氏は「菅さんが若い人を、というのは当然の話だと思う」と自らを俯瞰して見ています。
しかしこれまでの自らの仕事に対して振り返り、「森さんが83(歳)、俺は84、またお年寄りかと言われるのは不愉快。年寄りだろうが、何だろうが、良い仕事ができるぞ、といいたい」とも意見を述べ、女性蔑視に続き、年齢差別ではないかとも取れるなかなか気骨ある発言をされています。
引用元朝に新聞デジタル川淵氏2019年12月
川淵氏以外にも、後任候補として名前が挙がったスポーツ関係者もいたようですが以下の記事からもわかるように、川淵氏の評価は高いようです。
「問題処理のベテランであり、プロ。この状況でトップに立てるのは川淵さんしかいない」と日本オリンピック委員会(JOC)の関係者はこう評した。
川淵氏へのツイッター上の評判
こちらの連ツイをご参照ください。川淵三郎氏の、リテラシーゼロの最底辺ネトウヨぶりにアタマがクラクラします。 https://t.co/Zpmlj0BImO
— きづのぶお (@jucnag) February 11, 2021
東京オリンピックと川淵三郎と百田尚樹
森会長の後任に川淵氏の名前が挙がっているが彼をレイシストと呼び叩く攻撃が既に始まりトレンドにもなっている
で川淵氏がレイシストの一例が百田尚樹氏の『日本国紀』を絶賛したからだとよ
これ笑い事じゃないぞ
日本社会が既にこんなステージに入ってる pic.twitter.com/g8hbRIxdAF
— 船木朱音 (@kensyuu12) February 11, 2021
現在ツイッター上は、川淵氏賛成か反対かで炎上をしています。
また【ネトウヨ】 【レイシスト】というワードで川淵さんは呼ばれています。
森氏の指名について不満があるのは理解できます。
組織に与えられた権威は、外部の人にはわからないし、川淵氏が森氏を(気の毒に思う)と発言すれば、同じ穴の~とも言われます。
以前(情熱大陸)で川淵氏を取材しているのを見ました。川淵氏はツイッターの投稿を毎日出社後、観るのが日課といっていました。
何かツイートをしているかもしれませんね。
今は仕事ぶりを伺うしかないのでしょう。
森喜朗さんの後任に取り沙汰されている川淵三郎さんの過去のツイートを見つけてきて「セクシストの後はレイシスト」だというつぶやきがあるけど、システムや構造を見ないで発言だけを取り出してあれこれ言うと、結局辞任連鎖を引き起こすだけだと思うけどなあ。
茂木健一郎氏のツイート
川淵氏のプロフィール、功績
川淵 三郎(1936年12月3日生まれ – )
日本の元サッカー選手、元日本代表監督。2020年東京オリンピック選手村村長。
Jリーグ初代チェアマンを経て、第10代日本サッカー協会(JFA)会長を務めた。
早稲田大学第二商学部商学科卒業。。2009年、秋の叙勲で旭日重光章を受章した。
JFA会長は、それまで無給だったが、川淵の代から有給となった(推定3000万円)。
会長退任後は日本サッカー協会の名誉職を歴任しており、名誉会長を経て、2012年6月より最高顧問、2020年6月15日時点では相談役である。日本トップリーグ連携機構代表理事会長。2020年東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会評議員会議長。
日本バスケットボール協会エグゼクティブアドバイザー。
元公立大学法人首都大学東京理事長。(旧東京都立大学のこと)
実業界では、古河グループの古河産業の取締役を務めた。公式な愛称は「キャプテン」、渾名は「サブ」。家族は妻と2女の4人家族。
引用元ウィキペディア
川淵氏は英語も堪能で、早稲田大学当時から文武両道で知られていました。
川淵氏のオリンピックへの思想
川淵三郎氏(84)は報道陣の取材に応じ、無観客での大会開催に対して否定的な見解を示した。
川淵氏は1月にツイッターで「海外の観客には防疫のための制約を課す。最悪の場合日本人のみ。無観客は開催の意味がない」などと投稿していた。このことについて質問され、「もう、それ(観客)なくてオリンピック日本でやる値打ち、どこにあるの。海外でやるのと同じ。大変なお金を使って」と述べた。
川淵氏の名言、座右の銘
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(1) スポーツの持つ価値は、今よりはるかに高い地位を占めるようになる。 …
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(2) そういうことを喋っていると血圧が上がってきて仕方ない。 …
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(3) 指導者の養成から始まり、環境の整備もそうだし、若手の育成もそう。 …
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(4) 一つやったらすべて良くなるなんてことはない。
座右の目【どんなに苦境でも諦めちゃいけない】
日本代表メンバーだったときの海外遠征で、旧西ドイツのセミプロチームに5対0で負けた。デットマール・クラマーコーチから「ヤマトダマシイを持っていないのか?」と問われた苦い体験から、どんな苦境にあっても諦めないと肝に命じた。
まとめ
本日は【川淵三郎氏が森喜朗氏の後任を要請されたのは何故?プロフィール、功績、名言他調査。】と題して記載しました。
著者は情熱大陸を見て川淵氏の人となりを観させていただきました。中々おすすめですので、検索をしてみてくださいね。
まだ大学の理事長をされている頃の取材でした。ボランティアでの仕事も結構されていて本当に現在まで仕事が好きでたまらない方であると思いました。
後任が決まれば、どうかお元気で全うしていただきたいです。
本日はありがとうございました。